札幌と小樽の距離感は?移動手段比較とモデルコースまとめ

札幌と小樽の距離感は?移動手段比較とモデルコースまとめ

「札幌に旅行に行くときに、ついでに小樽もちょっと見てみたい」「日帰りで行けるのかな?」「どうやって移動すれば安くて早い?」

初めて札幌から小樽を旅するときは、だいたいこんな疑問がつきまといます。そんな札幌と小樽は、たとえば「大阪と京都」「東京と横浜」くらいの距離感です。さほど心配する必要はなく、日帰りで十分楽しめるコースです。

今回はそんな札幌と小樽の距離感や移動手段、モデルコースなどを詳しくご紹介します。

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札幌と小樽の距離感は?

札幌と小樽は、電車や高速バス、レンタカーで片道40分〜1時間ほどの距離感です。

日帰りで楽しめますから、例えば札幌の中心地に宿をとっていれば、午前中に出発して日中は小樽観光を楽しみ、帰ってきて晩御飯は札幌で食べるようなスケジュールもOK。

定番の「小樽運河沿い」あたりを観光するなら、小樽駅まで行って2〜3時間くらいブラブラ観光できます。もう少しだけディープな小樽を楽しみたいなら、市バスで「おたる水族館」あたりまで行けば、プラス2時間くらい観光を楽しめます。

札幌と小樽はほど良い距離感にありますので、気軽に旅を楽しめますよ。

札幌から小樽への移動手段比較

札幌と小樽を移動する移動手段をご紹介していきます。

比較
電車

高速バス

レンタカー
片道所要時間約35分(快速エアポート)
約45分(普通列車)
約1時間(円山経由・北大経由)
約1時間10分(望洋台経由)
約45分
費用片道750円片道680円
往復1,270円
12時間3,000円程度〜
+ガソリン代
+高速代片道810円
+小樽観光中の駐車場代
時間の融通1時間に4本ほど
チケットなどを事前購入する必要なし
1時間に4本ほど
往復チケットはチケット売り場で購入が必要
自由
予約などが必要
道中の景色海沿いに敷かれた線路を走る海が見える高速道路を走る自由

電車(JR)

札幌から小樽へ電車で移動する場合は、JRを利用します。JR札幌駅から「小樽行き」の電車が出ており、片道750円特急列車の「快速エアポート」なら片道35分ほど。普通列車なら45分ほどです。

快速エアポートに乗っても特急料金などは掛かりませんが、4号車だけは指定席車両になっており、指定席に座るなら840円が追加で掛かります。

なお小樽観光なら「南小樽」か「小樽」どちらかで降りることになりますが、どちらで降りても料金は変わりません。(定番の観光コースである「小樽運河」や「堺町通り」は、ちょうど両駅の間に存在します)

とくに「銭函駅〜小樽築港駅」間は海のすぐそばに敷かれた線路を走りますので、晴れた日なら道中の景色も楽しめます。

事前にチケットなどを買う必要がありませんから、融通が利きやすいのもポイント。SUICAやICOCAなど、メジャーな交通ICカードも使えます。

高速バス

札幌から小樽へバスで移動する場合は、北海道中央バスの「高速おたる号」を利用します。

普通に乗れば片道680円(往復1,360円)。往復チケットを購入すれば往復1,270円になって90円お得です。

札幌駅構内のバスターミナルから発着していますので、アクセスも抜群。普通に乗るなら交通系ICカードで乗車できますので、チケットを買っておく必要もありません。往復割引チケットを買おうと思えば、バスターミナルのチケット売り場で購入できます。

小樽までは高速道路を走るのですが、海がすぐそこに見えるルートになっており、晴れていれば良い感じの景色も楽しめます。

電車と違ってほぼ確実に座れるのと、少しだけ料金が安くなる移動手段ですね。

中央バス公式サイト高速おたる号」詳細ページ

レンタカー

自由度を重視するなら、レンタカーで移動する手段もあります。

「ニッポンレンタカー」「日産レンタカー」「トヨタレンタカー」あたりは札幌駅付近に店舗がたくさんありますから、好みやツアーによって選ぶと良いでしょう。

電車やバスと比べると費用は嵩みますが、やはり好きなタイミングで出発して帰れる快適さは車ならでは。小樽以外にもいろいろな場所を回りたいならなおおすすめです。

札幌中心地から小樽までは、高速に乗ればだいたい40分くらい。小樽駅付近の駐車場は、だいたい1時間あたり300円〜500円くらいが相場です。

札幌から小樽を旅する日帰り観光モデルコース

はじめて小樽を旅するなら、小樽運河あたりを観光するコースが定番です。しかし場合によっては「おたる水族館」まで足を伸ばすのもおすすめ。

2種類のモデルコースをご紹介します。

「三角市場〜小樽運河〜堺町通り商店街」観光コース

出典:小樽堺町通商店街公式サイト

ド定番の観光コースが、小樽運河や堺町通り商店街をブラブラと歩きながら見てまわるコースです。小樽駅にはレンタサイクルショップもありますので、春夏は自転車でまわるのも気持ち良いかもしれません。

だいたい下記のようなコースになります。

小樽観光定番コース
  1. まずは小樽駅に到着したら、駅すぐ横の三角市場で朝食 or 昼食の海鮮丼を食べる
  2. 腹ごなしに小樽運河まで降りて、運河沿いを観光
  3. 堺町通り商店街の方角へとブラブラと移動して、北一硝子などのガラス細工屋さんやルタオなどの洋菓子屋さんを観光(お土産はまだ買わない)
  4. 目をつけた目ぼしいお店でお土産を買いながら、小樽駅へ戻る

(所要時間:3時間ほど)

なお三角市場で海鮮丼を食べるときは「味処たけだ」がなかなかおすすめです。

ちなみにグルメ以外はアートや情緒を楽しむような観光コースになりますので、もしかすると子供はあまり楽しめないかもしれません。その場合は、次にご紹介する「水族館」を取り入れたコースの方がおすすめです。

※なお電車で行く場合は、帰りは始発の「小樽駅」から乗った方が座れる可能性が高まります。もし南小樽から乗ろうとすると、席はほぼすべて埋まっていると思ってください。

「おたる水族館」観光コース

遊びを重視したい場合は「おたる水族館」を見に行くコースもおすすめです。

車で行くなら、小樽を通り過ぎて直接おたる水族館まで向かいましょう。広い駐車場があります。

電車かバスで小樽に行くなら、小樽駅のバスターミナルから水族館行きの市バスに乗り換えます。片道240円で、水族館までだいたい25分ほど。ちなみに「山まわり」と「海まわり」のルートがあるのですが、山まわりルートは山道を通って揺れますので、乗り物酔いに注意してください。

※バスの時刻表などは、おたる水族館公式サイトに掲載されています。

だいたい下記のような観光コースになります。

おたる水族館観光定番コース
  1. 小樽駅に到着したら、おたる水族館まで移動
  2. おたる水族館付近の「青塚食堂」でニシンなどの海鮮を堪能
  3. おたる水族館を観光
  4. 小樽駅まで戻る
  5. 疲れていなければ、小樽運河あたりをブラブラ
  6. 小樽駅へ戻る

(所要時間:5時間ほど)

おたる水族館から徒歩3分ほどの場所に「青塚食堂」という、ニシン定食で有名な食堂があります。海鮮好きならぜひ堪能してみてください。

ブラブラ観光では退屈しそうな場合は、こちらの観光コースがおすすめです。

札幌〜小樽の旅は気軽に楽しめる

札幌から小樽の旅は、さほど肩肘はらずに楽しめるルートです。時間にもそれなりに余裕ができると思いますので、あまり予定を決めず、ブラブラと楽しめるのが魅力ですね。

小樽も札幌も、思いっきり楽しんでください。

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この記事を書いた人

飾らない札幌をお届けする『札幌暮らし』編集部。札幌市内の楽しいスポットや美味しいグルメ、お得な情報をお届けしていきます。

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